| ☆ |
… |
脾臓、胸腺、喉頭扁桃、舌扁桃、口蓋扁桃、リンパ節、小腸のリンパ組織(バイエル板)等はリンパ性器官という。リンパ性器官は細網組織とリンパ球から構成される。
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| 1 |
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脾臓と脾臓の役割
| イ |
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腹腔の左上部で横隔膜に接する最大の
リンパ組織塊であり多量の血液を貯留する。
重量は血液量により80g~150gとかなり変動する。
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| ロ |
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脾臓の構成
| a |
… |
血液を貯留する赤脾髄、「脾洞と言う血液を入れる腔で構成され」多数の赤血球と白血球を貯留する。
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| b |
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リンパ球を生産する白脾髄(脾小節)は、リンパ性組織で中はリンパ小節からなる。 |
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| ハ |
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脾臓の役割
| a |
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老朽赤血球の選別と破壊を行う。
赤血球の世代交代は重要である。
(赤血球の処分によって血色素は肝臓に送られ胆汁の中に排泄される)
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| b |
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リンパ球の生産。 |
| c |
… |
血中の細菌や異物などの処理。 |
| d |
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血小板の予備蓄積。 |
| e |
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血液凝固産物(小血栓)を
捕らえ分解する。 |
| f |
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胎生期には造血器官の
一つであった。 |
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| 2 |
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胸腺と胸腺の役割
| イ |
… |
胸腺は、胸骨の裏、心臓の前上方に位置する左右一対の器官である。
| a |
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2~3歳の頃に急激に発達し
以後徐々に発育し、
思春期を過ぎると次第に退縮する。
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| b |
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老齢になると、
大部分が脂肪組織に置き換わる。
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| c |
… |
細網組織に多数のリンパ球を含む点では扁桃やリンパ節と類似する。
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| d |
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他の腺もそうであるが、胸腺も自律神経の相関と密接な関係がある。
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| e |
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胸腺は古くは内分泌器官とされていたが、その組織構成からリンパ性組織とされた。
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| ロ |
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胸腺の構成
| a |
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左右の2葉が区別され、両葉は正中線で結合組織によりゆるく結合する。
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| b |
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胸腺は両葉の中で小葉となり、リンパ球が密集した外方の皮質と、それより少ない内方の髄質とに分かれる。
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| c |
… |
皮質及び髄質は網様の構造である。
この網の隙間を埋めるのはリンパ球で
あるが(リンパ球によく似た細胞)、
正確には胸腺細胞という。
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| d |
… |
胸腺はリンパ節と異なり、リンパ管が直接出入りする事は無い。
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| ハ |
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胸腺の役割
| a |
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扁桃やリンパ節等のリンパ組織の働きを優位に支配している。
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| b |
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胸腺は全身のリンパ性組織に先駆けて発生し、免疫能力のある「T-リンパ球」を生産、全身のリンパ組織に配分する。この結果リンパ組織は「B-リンパ球」と協力して抗体を生産し生体防御機構を構築する。
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| c |
… |
胸腺はサイモシンと言うホルモンを分泌し、リンパ節においてリンパ球の免疫学的な成熟を促進する。サイモシンの欠乏は免疫不全の原因となり得る。
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| 3 |
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リンパ節とリンパ節の役割
| イ |
… |
リンパ管の途中にある生物学的な濾過装置で、1〜25mm位の小体で米粒大からソラ豆大程まで、形は蒸した大豆状である。
老廃物を輸送してきたリンパ液を浄化したり生体防御反応を引起させる。
| a |
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リンパ節は
身体各所に配置されている。
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| b |
… |
リンパ節は結合組織性皮膜に包まれ、その中には細網細胞が網目状に配列されている。
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| c |
… |
網目状の間隙には大食細胞や多数のリンパ球が存在する。 |
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| ロ |
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リンパ節の構成 一部からだの地図帳より
| a |
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皮質(リンパ小節、胚中心、リンパ洞)及び髄質(髄索、リンパ洞)と細網細胞及びリンパ門から構成される。
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| b |
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aの集合体は
結合組織性皮膜に覆われている。
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| c |
… |
この集合体(リンパ節)に多数の輸送リンパ管が接続し、リンパ門から太い輸出リンパ管が出る。
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| ハ |
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リンパ節の役割
| a |
… |
リンパ液の浄化
リンパ球や大食細胞(貪食細胞)が、異物や細菌を取りこみ処理する。
(代謝物カス・吸入された微細粉塵・細胞小片・蛋白 や脂質の大きな物・老廃物「乳酸」(セルライト)等)
処理しきれない物は静脈に搬送され、白血球により捕食されるのであるが、老廃物の量が多すぎると、量に比例して白血球の量も増加するのです。結果色々な疾病が発生する事となる。
(アトピ−含む)
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| b |
… |
リンパ球の生産
リンパ球を生産(T細胞・B細胞)し、
標的異物細胞を破壊する。
又、リンパ球は抗原の指示を受けて抗体(風邪ウイルス等への)を生産する。 |
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| 4 |
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リンパ節の分類
| イ |
… |
三大リンパ節
| 1 |
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浅・深頸リンパ節(首のつけ根) |
| 2 |
… |
腋窩リンパ節(腕のつけ根) |
| 3 |
… |
浅鼠径リンパ節(もものつけ根) |
三大リンパ節は
浄水場(ゴミ焼却場)であり、ここで最終的な濾過や浄化(リンパ球及び大食細胞が)をして、残りはリンパ本管へ輸送され静脈に入る(静脈内では更に白血球に捕食処理される)。更に腎臓へと搬送されて尿として排泄される。
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| ロ |
… |
頭頸部のリンパ節
| 1 |
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耳介後
リンパ節 |
2 |
… |
後頭リンパ節 |
| 3 |
… |
耳介前
リンパ節 |
4 |
… |
耳下腺
リンパ節 |
| 5 |
… |
深顔面
リンパ節 |
6 |
… |
顎下リンパ節 |
| 7 |
… |
舌リンパ節 |
8 |
… |
浅頸リンパ節 |
| 9 |
… |
上深頸
リンパ節 |
10 |
… |
下深頸
リンパ節 |
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| ハ |
… |
上肢のリンパ節
| 1 |
… |
浅肘リンパ節 |
2 |
… |
深肘リンパ節 |
| 3 |
… |
腋窩リンパ節 |
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| ニ |
… |
胸腔のリンパ節
| 1 |
… |
気管支リンパ節
(肺リンパ節・気管支肺リンパ節・ 管気管支リンパ節・気管リンパ節含む) |
| 2 |
… |
肋間リンパ節 |
3 |
… |
胸骨リンパ節 |
| 4 |
… |
前縦隔リンパ節 |
5 |
… |
後縦隔リンパ節
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| ホ |
… |
腹腔のリンパ節
| 1 |
… |
小腸間膜リンパ節 |
2 |
… |
結腸リンパ節 |
| 3 |
… |
腹腔リンパ節 |
4 |
… |
肝リンパ節 |
| 5 |
… |
胃リンパ節 |
6 |
… |
膵臓リンパ節 |
|
| ヘ |
… |
骨盤のリンパ節
| 1 |
… |
内腸骨リンパ節 |
2 |
… |
仙骨リンパ節 |
| 3 |
… |
腸骨リンパ節 |
4 |
… |
腰リンパ節 |
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| ト |
… |
下肢のリンパ節
| 1 |
… |
浅鼠径
リンパ節 |
2 |
… |
深鼠径
リンパ節 |
| 3 |
… |
膝窩リンパ節 |
4 |
… |
前脛骨
リンパ節 |
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| チ |
… |
小さなリンパ節は、家庭や町内会のゴミストッカ−みたいな場所でありますが、ここでも当然人体のゴミ(老廃物や乳酸類)等を出来える限り処分します。
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| 5 |
… |
リンパ液の循環障害
| * |
… |
リンパ液は血液のように血管のみを流通
するものではないので、特異な循環障害を示す。 |
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… |
組織または体腔内にリンパ液が
多量に溜まっている状態を水腫という。 |
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… |
体腔に溜まった場合は腔水症という。 |
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… |
皮下組織に溜まった場合は浮腫という。 |
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a |
| … |
うっ血性浮腫
| * |
全身または局所的にうっ血が長く続くと、
毛細管壁の障害が起き濾出液の増加が起き、組織内リンパ液の吸収が滞り、組織内に溜まる(水腫・腔水腫・浮腫)事になる。 |
| 1 |
局所的では肝硬変・門脈血栓症
による腹水。 |
| 2 |
静脈血栓症による手足の水腫。 |
| 3 |
肺うっ血による肺水腫。 |
| 4 |
心臓病による全身性水腫や
腔水症がある。 |
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b |
| … |
充血性(炎症性)水腫
| * |
炎症の初期段階に見られ、
炎症及びその周辺組織に起こる水腫で
一般的には程度は軽く範囲は狭い。 |
| 1 |
虫に刺された後やジンマシンで起こる。 |
| 2 |
皮膚炎の場合等で広範囲な場合もある。 |
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c |
| … |
神経性水腫
| * |
血管拡張神経刺激、あるいは
収縮神経の麻痺を起こさせるような疾患では、局所の水腫を起こすことがある。 |
| 1 |
三叉神経麻痺による
顔面半分に起きる水腫。 |
| 2 |
半身不随や梅毒等で起きる水腫。 |
| 3 |
咽喉頭部に起きるクインケ浮腫と
呼ばれるもの。 |
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d |
| … |
腎臓性水腫
| * |
急性糸球体腎炎・ネフロ−ゼや他の腎疾患等で強い水腫が起こることが多い。
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e |
| … |
乳び性腹水症
| * |
腫瘍等により胸管が閉塞されると、
脂肪を多く含んだリンパ液(乳び性リンパ)が
腹腔内に溜まった状態。 |
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f |
| … |
象皮病
| * |
フィラリア症は陰嚢や下肢のリンパ管にフイラリア原虫が寄生し慢性の水腫を起こす。 |
| 1 |
後に結合組織の増殖が起き、
象皮病と言われる独特な病変を起こす。
(男性の陰嚢が一番大きく腫れる) |
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