ストレスその1
  ストレスは、人類登場時点からあるもので、原始時代は食糧の確保、獣からの防衛、他部族との戦闘などといったものがそうです。現代は、現代特有のストレスの種類が増加しております。

社会的変化のスピード化、機械技術の発達、
生活水準の向上
(下に落ちたくない意識?)情報氾濫と多様化、
コンピュータ
(パソコンの普及)が使える・使えない?、競争の激化主婦社会的進出及びそれに伴う主婦不在、家庭の核家族化(大勢の家族による励ましや支えが得られない環境)、高年齢化による老人扶養・ボケ老人介護、不況によるリストラへの不安、その他等々、

ストレスの要因は複雑化し、互いに絡み合って我々に覆いかぶさる。ストレスの種は更に増加することはあっても、減ることはないでしょう。
ストレス度テストその2も有り、ペ−ジ最後に有り。

ストレス度テストその1クリック (米誌「タイム」より)
判断に迷う質問も有ると思いますが、そこは今の状況にて
答えてください。いずれにしましても判定として出た結果が、
貴方に少しでも役にたてばと思います。
結果に関しましては、今自分が遭遇している状況や不安、方針等に対して、あくまでも参考になればということであります。

@ こうあらねばならない
A これをやらねばならない
B これ以外は受け入れられない
* 上記のような決め付けは排除して下さい。
ストレスその3で、自律神経の簡単な調整方法を掲載する予定。

ストレスとは何か?
ストレスの意味
 
T 古くは物理学の言葉であり
一つの系に加えられた緊張、圧力、張力という意味であり歪みを起こさせる反応アクションでもある。
U 生理学では、
1935年に
カナダの医学者ハンス・セリエが現在の意味でのストレスという語を論文発表しました。

セリエによれば、生体外部より、ある刺激を受けて緊張歪み状態を起こすと、これらの刺激(ストレッサー)に適応しようとして内部に非特異的反応が起こる。
定義
…生体
への刺激に対する非特異的反応をいう(ハンス・セリエ)
 
T 非特異的反応
ストレス
を受けたときに生じる生体反応のことをいう。

緊急事態に対処する働き、自律神経中枢が身の危険を感じる等すると、交感神経の興奮が起こり、身の安全を守るための体制が出来る事をいう。

この生体反応内容には一連の反応、
般適応症候群という3段階の流れがあります。
U 般適応症候群
ストレッサー自律神経中枢刺激することによって起こる。

自律神経

(意志や意識の影響をほとんど受けることなく自律的に働いている神経系)

 しかし外的内的要因により
   その働きは常に微妙に変化し続けている。

通常はお互いに拮抗しあい、
必要に応じて働き、
バランスが計られているのであるが、拮抗がはずれ、アンバランスの状態が継続してゆくと自律神経失調症と呼ばれる場合が多い。

@ 警告反応期

最初に血圧血糖値体温
筋緊張神経系活動
低下が起きる

次ぎに血圧血糖値体温
筋緊張
神経系活動上昇
心拍数増加
副腎皮質の肥大
によりアドレナリン
その他のホルモンの分泌が盛んとなる。
A 抵抗期

緊張して心臓がドキドキしている状態

即行動が出来るように筋肉大量血液を送り込む。生体ストレッサーに対して全面的に抵抗力を増し、これに適応しようとする段階であり結果、症状は改善し、あるいは消失する。
B 疲憊期=ひはいき「疲れ果てている」

慢性的
ストレスにさらされ続けていると、
自律神経働き失調をきたし、
ホルモン・バランス崩れます。
(自律神経失調症、不定愁訴、更年期障害、心身症等)

適応能力が無限に続くわけではないので、
ストレッサーが強かったり、
長続きしたりすると
疲憊が起きる
最悪の場合、衰弱死も起こり得る。

ストレスの働き
 
T ストレス本体

刺激に対する反応としての緊張であり歪みである

ストレス痛くなったという場合、
 ストレスは胃痛の原因にはなっているが、
 ストレス自体は別の何かの刺激によって
 起こった反応
であり、刺激という事を言えば、
ストレッサーとなる。
  (その人の人格、考え方、気持ちの在り方、
         認知のしかたによる解釈のありよう)


@ 認知的ストレッサー

本人がそれを解釈する、
意味付けをすることが原因となる。

1回りが気になる。
井戸端での噂話。
何となく気になる。
私のことかも知れない。
通り掛かりに目が有った。
私はこう思われているのではないか?
2業務で、
私に対する回りの評価
こうなのではないか?私はダメな者
自分が自分に対して意味付けしてしまう。

A 物理的、生理的ストレッサー

普通は認知する、しないに関係なく起こる。
暑さ、寒さ等の天候、騒音、薬品、運動等。

しかし、同じ騒音でも
不愉快に思えば強いストレッサー
になり、
 可愛い孫や、子供が出す騒音
 ストレッサーにはならないようですが、
 最近の子供に対する傾向としてこれらは
 当てはまらなくなっているのが現状でしょう

いずれにしても、
認知のしかたによってストレッサーは、
強くも、弱くもなる
ということです。

 (最近はストレッサーが複雑になりこのような
    分け方が出来なくなっているのが現状です)


U ストレス反応には複雑な
心理と生理との相互作用が働く。

例えば「周囲の人々との対人関係から起こる」、不満、
反発、自己抑制及び心身症が複雑に絡みあう。

V 興奮、抑止機能

ストレス反応
は心拍が早くなるなど色々な体の興奮を引き起こすが、反面消化活動唾液分泌などを抑制する。

興奮抑制アクセルとブレーキという
相反する二つの働きを持っている。


ストレスの種類
 
T 良性ストレス

結婚披露宴での新郎新婦は大勢の
招待客を前にして、ストレスの状態に有るが、
二人にとっては嬉しいストレスである。(適量ストレス)

U 適量ストレス

行動を適度に活性化し、快適で張りの有る生活を可能にし、心理的、生理的には効率の良い状態をもたらす。
(良性ストレス)

V 悪性ストレス

不快になったり、病気を誘因する。通常はこれが目立つ。普通ストレスという場合、悪性をさす。(過剰ストレス)

W 過剰ストレス

病気、不快感等害をもたらすものが大部分。(悪性ストレス)

X 過小ストレス

毎日、何の緊張もなく頭や体を働かせることもなく、
ただ漠然と過ごしている状態は、心や体を鈍らせる。

ストレスにより誘引されるとする症状
 
T 心身症的症状

@ 循環系

本態性高血圧・低血圧症、レイノー病、
期外収縮その他の不整脈等


A 消化器系

十二指腸潰瘍、慢性胃炎、過敏性腸症候群、
心因性嘔吐、神経性食欲不振等


B 呼吸器系

気管支喘息、過換気症候群、
慢性閉塞性肺疾患等


C 泌尿器、生殖器系

夜尿症、神経性頻尿、遺尿症、遊送腎、
心因性インポテンス等


D 内分泌、代謝系

糖尿病、過食症、反応性低血糖症、
甲状腺機能亢進症、尿崩症等


E 神経系

めまい、偏頭痛、冷え性、失声、
味覚脱失、しびれ感、自律神経失調症等


F 筋肉、外科系

慢性関節リウマチ、チック症、腰痛症、
肩凝り、痙性斜顎、筋収縮性頭痛等


G 皮膚系

蕁麻疹、円形性脱毛症、多汗症、
皮膚掻痒症、血管神経性浮腫等


H 耳鼻咽喉系

耳鳴、メニエール症候群、心因性難聴、
口内炎、吃音、頭重等


I 婦人科系

更年期障害、生理異常、不妊症、性交痛、
不感症、続発性無月経等



眼科、歯科系

眼精疲労、視力低下、視野狭窄、
口腔乾燥症、三叉神経痛等



U 神経症的症状

@ 神経症不安神経症、強迫神経症、
ヒステリー、反応性抑鬱等


A 不眠

B 慢性疲労感


V 行動傷害

@ 能率低下、注意力集中困難

A 不適応行動(やつ当たり、孤立、断絶等)

B 情緒不安定(イライラ、強緊張、落ち着かない等)

C 消極的(弱気行動等)

D 無断欠勤


W 認知、思考障害

@ 知的機能低下(計算ミス、ボンヤリ、答えに一環性が無い等)

A 思考歪曲(誤解、曲解、ひがみ等)

B 非生産的思考
(無意味な考え、同じ事を繰り返し考えている等)

C 優柔不断(意志決定が出来ない、迷いが多い等)
   一部引用・・ストレス・コントロ−ル・・内山喜久雄(講談社)
ストレス度テストその2・クリック
社会的再適応評価尺度表、生活活動のストレス度
(ホームズとレイエ)

誰でも自分の身の回りが変化すると、新しい状況に適応し直さなくてはならないストレスが起きる。の時に受けるストレス度を点数に置き換えたのがこの尺度表である。

向こう1年間のうちに、ストレッサーにより、
        病気に移行するかもの参考確率


150点以下 33%
151〜300点 53%
301点以上 80%
日本の場合、アメリカと文化や生活様式、
物の考え方、感じ方も違い、嫁・姑問題、
親戚、隣人とのトラブル等高い点数に
なるが概ね参考にはなるでしょう。

ちなみにサブリミナル効果による癒しCDというものがあります。
                         ストレスその2に続く

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