ストレスその4

生活活動の中での主張度傾向チェック
                        
内山喜久雄 ストレス・コントロ−ル

  自分にどの程度、主張傾向があるかを知っておくと
弱気を克服し、ストレスに影響されにくい様にする
ためにも大切かもしれません。

 
主張度傾向チェック
2005/02/11
判定が出ましたら、解説がありますのでお戻り下さい。
 
御疲れ様でした。判定は如何でしたか?
これより解説になります。
普段の生活や、人間関係には
ストレッサ−があるのが当たり前です。

        

ストレッサ−に影響を受けやすい人達のタイプは押しなべて真面目で、責任感が強くて中途半端が嫌い・認める事が苦手で、正義感が強く、思いやりが人一倍あり、同情心が強く、我慢強く、自分の事はさておく、自分の本心は出来るだけ出さない人達がどうも多い様です。血液型で云いますと、A型さんが多い様です。

どうすれば影響されずらくなるか。
自分と他のものの比較を先ず止める事です。職場でも社会の中で、家族や他人が行っていることを見て、その場面の中で
自分ならこうする、もしくはついしてしまう事を止めましょう。長年培ってきた習慣ですから即止めると云う事はとても難しい事ですから、少しずつ、積み重ねて下さい。慣れが大事。目の前で起きる種々な出来事に、逐一反応しなくてすむ様に成れます。穏やかに、のんびりと、自分を大事にし、ゆとりという揺らぎリズムの心地よさを感じ取れる様に成れれば、自分のリズムに自信を持てるように成れます。頑張り過ぎを少し減らす事の努力を行なって下さい。そうすれば影響されずらくなります

相 手 と 自 分 の 関 係  相  手  を   自  分  を 
 非常 に 弱い
 や や 弱 い
 普      通
や や 強 い
 非 常 に 強 い
 
尊重する。認める。立てる。肯定する。育てる。
軽視する。拒否する。反対する。否定する。潰す。

判定によるコメント                                  
 
T 非常に弱い(虚無的行動)「無気力、無関心」

相手に対しても、
自分に対しても消極的で、否定的な行動及び態度である。

U やや弱い(非主張行動)

相手の顔色を伺い、相手を立て、機嫌を損ねない様に気を配るが、自分の意見は持ち出さず、相手には自分の考えが伝わらないまま終わる。結局は自分の中に不満が残り、ストレスは解消されないで逆に蓄積される。

V 普 通(主張行動)

自分勝手な行動を主張すると言うことではない。
相手を尊重し、認め、立てて、肯定し、育てる。
又、自分に対しても認め、肯定し、育て、大事にする。
自分を抑さえつけてしまうことなく、言うべきことは言い、
正しい主張は積極的に表明出来る。

W やや強い(気分的行動)

本来は自分が主体であるが、自分の都合に相手を合わさせたり、自分の都合により相手を認めたり、認めなかったり、そのときの気分で強くなったり、普通になったりして、我侭である。

X 非常に強い利己的行動)喧嘩腰

自分の意見や都合だけを主張し、相手の立場や思惑を無視する。時には相手に対して攻撃的になり、自分の正当性を一方的に主張して、相手を押さえつけようとする。
対人関係を歪め、
相手に過剰ストレスを植え付ける結果となる。
主張度判定でやや弱い(非主張行動)のランクになった

ストレスの対処法にセルフ・ステ−トメント(自分が自分に対して独り言の形で述べる宣言及び、声明の様なものであり、例えば”何とかなるさ” ”心配することないさ”等)が有る。
諺、格言、座右の銘等が尊重されているのは、知らず々にストレスやストレッサ−に対する金言なのでしょう。
以下に自己訓練や文言を述べます。
 
ストレス免疫訓練
T
…ストレッサ−として、何か困った事が起きそうなとき

@ 何とか打開する手があるはずだ
A 今、落ち着かない状態だが、打つ手は有る
B くよくよするな、するだけムダだ
C どうにかなるさ
D 今、何をすべきかを考えよう
E 起きたら、起きた時の事だ
F 死ぬことを思えば何でもないさ

 
U
…ストレッサ−に現実に遭遇しているとき

@ 大丈夫、乗り切れるぞ
A これしきのことでへこたれてたまるか
B 一つ一つ片付けよう、あせらないでやろう
C 恐れるな、冷静に行こう
D 不安という感情を少し弱めよう
E だいぶ緊張している、もっとリラックスしよう
F ゆっくり深呼吸
G よしよし、これでいいんだ

 
V
…ストレッサ−に押しつぶされ、悪性ストレスが起きている。
@ ともかく一息入れよう
A 今、眼の前の事だけに焦点を絞ろう
B 今の不安は100点満点として60点ぐらいだ、
  変化を見ていよう
C いつものリラクゼ−ションをやろう
D まあ、こんなものさ
E 何をくよくよ、柳に風さ
F 明日は明日の風が吹く
G 成る様にしか成らないさ
H 手足が緊張している、リラックス
I あわてても仕方がない、時間のたつのを待とう

 
W
a
…ストレッサ−への対応に失敗したとき

 @ もう過ぎたことだ、忘れよう
 A 次を頑張ればいいさ
 B リラクゼ−ションを続けよう
 C 大した事じゃないよ

b
…ストレッサ−にうまく対応できた

 @ うまくいったぞ
 A 意外と楽だったな
 B 気楽に対応したのが良かったのだ
 C これからもこの方法で行こう

 
B 習慣を変えてみる

仕事を気軽に引き受けて、後で必ず悔やみクヨクヨする人。
余計なことと思いながらもつい一言多くて困った羽目に陥り、ストレスを背負い込む人。ここ一番というときに言うべき事が言えず後で思い悩む人。自分が責任を持つべき行動なのに、ついズルズルと引きずられてその結果、ストレスに苦しむ破目になる人。

こういう人達は自分の行動の仕方がひとつの
習慣になっている。この習慣を改善する必要がある。


後で困ったことになりそうな仕事なら、その場は一寸気まずくてもはっきりと断るという行動習慣を新しく作っていかなければならない。
T
不眠症を変えてみる(、習慣をつける)

@ 眠くなったときだけ床に入る
A 床に入ったら、読書、テレビ、食べる、考える等一切しない。セックスだけは構わないが、終わったら後は眠るだけにする。
B 床に入って10分以上たっても眠れなかったら、別室へ行き、眠く なるまでそこで過ごすこと。床に入ったら眠るもの、という習慣を新しくつくる事。
C それでも眠れなかったら、一晩中でもBを繰り返す。
D 朝は決まった時刻に起きる。たとえ、前の晩に少ししか眠れなくても、目覚まし時計を使ってでも定時には
起きる習慣をつける。
E 昼寝は絶対しない。(眠気との戦い)

 
C 自信を回復させる

自信喪失とは
あがりやすい、恥をかくのではないかと気になる。空想する事が多い。他人から批判されると、とても傷つく。出まかせでものを言って後で後悔する傾向が強い。しばしば寂しさを感じる。目上の人の前で自分を意識しやすい。自分の容貌を意識し過ぎる。劣等感を感じる。失敗に何時までもこだわる。いわゆる自信のない状態が起きている。

T
信念を持つ

自分は正しい、自分の考え方、行動は間違っていない。
自分の存在は役立っている、という考えを堅持する
事である。自信は信念によって裏打ちされ、維持される。

U 心に支えを持つ

心の支えを持つ人は、自信が崩壊しかけたときに、
それをくい止めることが出来る。
自信はないが、これなら絶対だというのが心の支えである。

例えば、職場では部下の信用絶大だ、パソコン知識に優れている、家庭円満だ、趣味としていることなら誰にも引けを取らない、等は心の支えとして役立つ事である。
自信を回復させるためにも、このような状況を作り出す配慮や工夫が必要です。

V 観点を変える

例えば、
文字が下手で書くことに自信がない場合、文字を丁寧に誠意を持って書けば、相手に対して失礼には当らないのだという方向に考え方を変えれば良い。
ほとんどの場合相手は誠意を感じてくれるものである。
仕事に対して自信がない場合でも彼が出来るのなら、
自分だって出来るのだ、という考え方に変えてゆけば良い。駄目で元々。

W 気おくれをなくす

大勢の前でスピ−チする時、
慣れてない人は自信がないのが普通である。
しかし、今日のスピ−チについては自分のほうが
聴衆よりもずっと専門家だと思い込めば、気おくれがなくなり自信が湧く。
対人関係でもこの人にこういう弱点があったのだという発見をすると、その人への気遅れは薄らぎます。

X 経験を積む

何事にも、初めての事には自信が持てないものである。自信がないからと、手をこまねいていては、何時までたっても自信はつかないのである。経験を積み重ねることによって手順や方法を体得でき、結果自信を植え付けられる。

Y 努力を重ねる

自信をつけるには、それなりの努力が必要。
好成績を上げる販売員は、客の心理をつかみ、関心の動向を探り、好印象を与えるよう心がける等、誠意を持って事に当るなど色々と配慮し、努力している。こうして、好成績を上げ、自信をつける事が出来ているのである。
努力は自信回復の方法としても不可欠である。

Z 心身を安定させる

自信欠乏の状態は人を心理的に不安定にするが、同時に身体的にも不安定になる。
それが長引くと、頭痛、不眠、食欲不振、血圧上昇、腰痛、肩凝りその他色々な症状が発症し、時には心身症、神経症にまで発展する。

どのようにして心身の安定を図るかは、自信の回復やストレスの克服と共に心身を健康に保つための重要課題であるが、ストレスその3のペ−ジにある
Z-自律神経を安定させるには?の項目の
@小脳、右脳、左脳の自律神経操法と、
A陽神経叢のイメ−ジ操法是非行なって下さい。
  ストレス対応
     余裕ある自分になる秘訣
@時間枠(スケジュ−ル)
おイソガ氏の口癖は時間が取れなくて!」
時間は自然に生まれてくるものではない。
作るものである。
「時間がないから」は結局、いい訳です。気持とやりくりで時間は作るものです。時間枠の天引きということを実行すればよいのです。日曜日の午後はレクリエ−ションや、子供と遊ぶ時間というふうに天引きし、どんなに仕事が忙しくても、この時間だけは守るというスタンスが必要なのです。
朝起きたら、ジョギングのための天引き、毎月一回家族のための天引き、趣味に没頭するための天引き等内容は色々あります。
天引きした時間枠を何に使うかはそれぞれ違うが、大事なことはその中身が忙しいものでない事、仕事と関係ない事、のんびり出来ることが望ましいです。
又、ギリギリ一杯に時間を取らず、
ゆとり時間を天引きしておくと心が楽になる。
Aマイペ−ス
人に足並みを揃えることは必要だが、何から何まで同じでなければならないということは無い。

それぞれ自分流のやり方があり、流儀がある。
それほど気乗りはしないが、自分もというのはいただけない。あまり八方美人式に御付き合いを広げると、自分の時間が無くなってしまう。

他人と、違う時間の取り方、そういうマイペ−スが、多忙な生活の中でゆとりを生み、ストレスから身を守る。

B…見切り発車
一端仕事を始めると、途中で止められなくなる
人、完全主義者といわれる人達です。

何事も百点満点で無いと気が済まず、他の人にもそれを求める傾向がある。完全を期するあまり、考えが細かく小さくなり、枠を作ってしまう。結局は余計なことをやらざるを得なくなり、必要以上に時間がかかり、ハ−ド・スケジュ−ルとなる。曖昧は許されないが、”大勢に影響が無ければ”、細かいところは思い切って別のときに譲り、先の見通しをつけた上で見切り発車することも必要である。慣れてくれば、自分にも、他人にもやさしさと、大らかさが溢れ、ストレスに押しつぶされることが無くなる。

C断る勇気
ハ−ド・スケジュ−ルに悩む人の中には、仕事を頼まれると心ならずも引受けてしまい後で困っている人がいる。

重荷と思ったら頼みを断る勇気が必要です。
義務としての事ならともかく、どちらでもいいのだが格好がいいとか、君を男と見こんでとの事での理由なら、無理をして引き受ける必要はないのです。気が弱くて断れない人もいるが、時には、
引き受けて善人と言われるよりも、断って悪人と言われるのを甘受する勇気が必要なのです。

D権限委譲
ハ−ド・スケジュ−ルからのストレス過重に悩む人は、一人で仕事を抱えて苦しんでいる事が多い。

職場では、部下に出来る仕事は差し支えの無い限りは任せる。代理で済む事は人に任せるという”権限委譲”の考え方が必要です。
自分で無ければ出来ないという思い込みは、
仕事の引受け過ぎは、ストレス過重となる。人を信頼しないという拒否の姿勢も出来あがる。

E小休止
大工さんや植木屋さんは、午前10時、午後3時には必ず休憩を取る。この習慣はどんなに急ぎの仕事でも変らない。ティ−タイムである。

職人に限らず、一般に筋肉労働といわれる仕事では、昔からこの習慣は守られている。骨休め、仕事の能率を上げる、心理的ストレスを切りかえる、仲間意識を高める等の効果がある。
これからは会社内でも、このような休憩時間が必要かと思います。オ−バ−ワ−ク、ストレスから心や体を守るためにも
「おイソガ氏」には、小休止を増やす工夫が必用だと思います。
      一部引用ストレス・コントロ−ル 内山喜久雄 講談社刊
まだ色々と有ると思いますが
ここらで小休止します。
御疲れ様でした。
        ストレスその5に続く
 

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